最近仕事で、Windows Server 2016を触る機会がありました。触ってみて、気が付いた事、今どきはサーバーも『UEFI』です。

私自信理解していない『UEFI』で、今回トラブルにあいました。その事を調べつつ、検証しつつブログを書いていきたいと思います

今まで、パソコンでもサーバーでも、ハードウェアを制御する、マザーボード(システムボード)に組み込まれているプログラムと言えば、「BIOS」でした

「BIOS」は昔からある。古いプログラムなので、現在の大容量なハードや、豊富な機能を制御できません。その古臭い「BIOS」に代わり、現在は『UEFI』がスタンダードとなっています

『UEFI』の主な特徴

以下にBIOSには無い、UEFIの主な特徴を書いてみます

1.GPTドライブからのOS起動が可能
->これが、UEFIを選択する理由としては、一番ではないでしょうか
今まで、OS起動ドライブ以外であれば、BIOSでも、GPTドライブ作成(2TB以上)が可能
ですので、どうしても、Cドライブとは別にドライブ作成が必要でした

2.GUIでの操作が可能
->なれていない方には良いかもしれません

3.セキュアブートなどのセキュリティ機能
->「セキュアブート」は、承認されたUEFIベースのOS起動のみ起動、に制限されます
今まで、CDブートのLinuxでディスクのファイルを書き換えたり、抜き出したりしてましたが、それが出来なくなる感じでしょうか

以上の特徴があります。


今回、私がトラブった流れですが、以下です

<経緯>
・ UEFIモードでWindows Server 2016をインストールした
・ 運用途中、BIOSモードに変更
・ UEFIモードで取得したバックアップを、リストアしたところ起動しなかった


というものです。

私自身もよく理解していなかったところなのですが、そもそも・・
OSインストール後に、モード変更
UEFI ⇒ BIOS,  BIOS ⇒ UEFI
すると、OSが起動しなくなるのです

ですので、モードが違うバックアップデータを戻しても、結果は一緒ですよね

実際、仮想環境(VMware ESXi)で試してました


試してみた

手順1.UEFIモードでWindows Server 2016をインストール

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手順2.サーバーをシャットダウンして、BIOSモードへ変更

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手順3.サーバーを起動

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やはり、OSが起動しませんでした

今回の事は勉強になりました