前々回から引き続き、『Ping』コマンドについてです
今回は、Pingを実行したさいに表示される、結果について、書きたいと思います

『Ping』コマンドの結果

結果例1.「Reply from XXX.XXX.XXX.XXX: bytes=32 time<Xms TTL=XXX」
⇒ 宛先へ疎通がある。Pingが成功している。
下の例の場合、
宛先:192.168.1.151に対してPing成功
サイズ:32byteのパケット送信(デフォルト)
タイム:パケット受信まで1ms以下
TTL:ルーターを超えてないのでTTLは128のまま減っていない(デフォルト)
ping11


結果例2.「Request time out.」
⇒ 宛先から応答が返ってこない。最も良くあるエラー
ping12

考えられる原因
-宛先のファイアウォール設定などで、ドロップされている
-宛先が停止している、いないなど

結果例3.「Reply from XXX.XXX.XXX.XXX: Destination host unreachable.」
⇒ ルーティング不可
ping13

考えられる原因
・192.168.1.254(ゲートウェイ)が転送出来ないと返している。転送先場合ルータが停止している等
・ルーティングテーブルはあるが、転送出来ない。ルーティングテーブルの記述が違っている等

結果例4.「Reply from XXX.XXX.XXX.XXX: TTL expired in transit.」
⇒ ルーティングループ

絵準備中


考えられる原因
・ルーティング設定の間違いなどで、ルーティングループが発生している

こんなところでしょうか。
Pingをうつのは、ネットワークトラブルシューティングでは必須です

本当に使えるコマンドですね