こんにちは、ささです

前回、「Zabbix仮想アプライアンス」の初期設定を行いました
今回は早速、監視設定をしていきたいと思います

監視対象は、ひとまず自宅ネットワークのゲートウェイ「FortiGate60D」です
その前に、zabbix管理画面を日本語化します


Zabbix管理画面を日本語にする

1.zabbix管理画面にログオンします
右上の人のマークをクリック
zabbix45

2.言語を「Japanese」にして、「update」をクリック
zabbix46

3.管理画面が日本語化されました
zabbix47

次に、SNMPエージェント(FortiGate)側の設定を行いたいと思います


FortiGate60DのSNMP設定

FortiGate60DでSNMP設定を行います

1.「システム」-「SNMP」を開き、「SNMPエージェント」を有効化します
zabbix48

2.「新規SNMPコミュニティ」設定画面で、コミュニティ名とホストIP(zabbix)を設定します
zabbix49

3.新規SNMP設定が完了しました
zabbix50

4.インタフェースでSNMPアクセスを有効化します
internalインタフェースの管理アクセス設定で、「SNMP」を有効にします
zabbix51

これで、SNMPエージェント(FortiGate60D)側の設定は、ひとまず完了です


「zabbix」監視アイテム設定

次は、SNMPマネージャ(zabbix)側の設定を行いたいと思います

その前に、まず、SNMPエージェント(FortiGate60D)とSNMPマネージャ(zabbix)間で、情報取得ができるか?を確認します。

1.snmpwalkコマンドを使用して確認します
その為、まずは、「zabbix仮想アプライアンス」のOSであるUbuntuへ、snmpパッケージをインストールします
$sudo apt-get install snmp
zabbix52

snmpwalkコマンドで情報取得できているかを確認します
$# snmpwalk  -v 2c -c public 192.168.1.254
zabbix53

SNMP情報は取得できているようです

2.監視アイテムの設定
「設定」-「ホスト」を選択し、右上の「ホストの作成」をクリックします
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「ホスト名」を入力し、「グループ」右側の「選択」をクリック
zabbix55

ホストグループの選択で、「Templates/Network devices」を選択し、追加します
zabbix56

「SNMPインターフェース」に、FortiGate60Dのアドレスを入力します
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「テンプレートタブ」に移動し、「Template Net Network Generic Device SNMPv2」を選択し、追加します
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「マクロ」タブに移動し、コミュニティ名を設定します
{$SNMP_COMMUNITY} => public
zabbix59

監視アイテムとして、「FortiGate60D」が追加されました。ただしまだ、エージェントの状態項目の「SNMP」がグレーアウトしています
zabbix60

3.監視アプリケーションを有効にします
FortiGate60Dの「アプリケーション」をクリックし、すべてのアプリケーションにチェックを入れます
zabbix61

「エージェントの状態」のSNMPがグリーンに変わったらOK
zabbix62

これで、SNMPマネージャ側(Zabbbix)側は、ひとまず完了です


SNMP情報取得確認

10分くらい待っていると、グラフが「グラフ1」に変わりました
情報が取得されたようですので、確認します
zabbix63

なんか、それっぽい情報がとれました!!
zabbix64

やっと、ベースができた感じ・・
まだ、これからです

次回は、取得したい情報を取得できるように、設定していきたいと思います!!